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アミノ酸の洗浄成分を良し悪しを見極める方法

アミノ酸シャンプーに使われる「アミノ酸」って何?

人体に関係するアミノ酸には、18種類あります。 シスチン、グルタミン酸、ロイシン、アルギニン、セリン、スレオニン、アルパラギン酸、グリシン、バリン、アラニン、フェニルアラニン、イソロイシン、チロシン、リジン、ヒスチジン、メチオニン、トリプトファンです。 この内のいくつかは、なんとなく聞いたことがありますね。

アミノ酸は一次元の線のカバーのような形をしていますが、これが三次元的に折りたたんでできたのがタンパク質です。タンパク質は、動物の細胞のほとんどを構成する要素ですよね。 髪の毛も同じでタンパク質は、髪の毛の80%を占めています。 生活用品にアミノ酸がよく出てくるのは天然であることもさることながら、本質的に人間の体細胞っと近い構成をしていて成分的に相性が良いからです。

アミノ酸シャンプーに使われる。アミノ酸とは実はこの18種類のアミノ酸の事ではありません。 この18種類のアミノ酸をもとに化学化合物を加えてシャンプーとして使いやすいようにした成分です。 18種類のアミノ酸は、有機物であるため、時間とともに劣化してしまいます。また他の成分も多く含むシャンプーになじませるような化学構造体にする必要もあります。 そのためにアミノ酸を元にする界面活性剤がシャンプーとして使われ、それをアミノ酸シャンプーと呼んでいます。

アミノ酸シャンプーの洗浄成分タイプのカンタンな分類


アミノ酸シャンプーに含まれる「アミノ酸系の洗浄成分」というのは 次の3つに分けられます。

  メチルアラニン系
  ココイル系
  ベタイン系


アミノ酸シャンプーの良さは、「アミノ酸系の洗浄成分」の組み合わせでほぼ決まります。
アミノ酸シャンプーは、たしかに肌にやさしいですが、肌に優しくても洗浄効果が足りなすぎて、頭皮の汚れが落ちないものも多くあります。 ですから、アミノ酸シャンプーを選ぶときは、そのアミノ酸シャンプーがどの「アミノ酸系の洗浄成分」で組み合わせかとチェックしましょう。

メチルアラニン系
アミノ酸シャンプーでもっとも優れている成分は、「ラウロイルメチルアラニンNa」です。
一般的にアミノ酸系の洗浄成分は、頭皮に低刺激なのですが、デメリットとして洗浄効果も低いという特徴があります。

しかし、ラウロイルメチルアラニンNaは、肌に優しいのに洗浄力も高いというアミノ酸系成分では唯一優れた性質を持っているのです。 つまり「肌に優しいアミノ酸成分なのに、洗浄効果も高いのがメチルアラニン系のラウロイルメチルアラニンNa」だと考えてください。

ラウロイルメチルアラニンNaのデメリットは、成分価格が高いということです。 アミノ酸洗浄成分として、これだけに頼るとシャンプーの価格もバカ高くなってしまいます。
価格が高くならないように、「ラウロイルメチルアラニンNa」に、「ココイル系やベタイン系」のアミノ酸成分を追加しているアミノ酸シャンプーが理想の成分構成です。

また、アミノ酸シャンプーのアミノ酸洗浄成分として、稀に「メチルアラニン系」の役割として、「ラウロイルメチルアラニンNa」ではなく、 「ラウロイルアスパラギン酸」が使われる場合があります。

「ラウロイルアスパラギン酸」もアミノ酸洗浄成分です。 「ラウロイルアスパラギン酸」は、成分の特徴として、「ラウロイルメチルアラニンNa」と近い性質をもっています。

「ラウロイルメチルアラニンNa」と同様に、肌に優しいのに洗浄力も高く、泡立ちがよいので、稀にアミノ酸シャンプーの主役的役割で配合されることもあります。 「ラウロイルメチルアラニンNa」の代役的な成分として、「ラウロイルアスパラギン酸」を覚えておくとよいでしょう。


ココイル系
ココイル系アミノ酸成分というのは、成分の頭の名前に「ココイル~」とついている成分のことです。
アミノ酸成分なので、頭皮に優しいのですが、洗浄効果も低いのが特徴です。 ココイル系だけのアミノ酸シャンプーの場合は、洗い上がりに汚れがとれていない気分になります。

ココイル系は、泡立ちも少なく感触もさっぱりしている成分ですが、アミノ酸シャンプーの場合、そうならないものが多いです。 その理由として、ココイル系以外の気泡性や滑らかにする界面活性剤が含まれている場合は、 泡立ちや洗い上がりがそうならないからです。

ココイル系の成分は、非常に種類が多く、全ての種類が同様の性質をもつとは言い切れませんが、全体として上記の傾向があることを知っておくといいでしょう。


ベタイン系
ベタイン系アミノ酸成分というのは、成分の頭の名前に「~ベタイン」とついている成分のことです。 アミノ酸成分なので、頭皮に優しいのですが、洗浄効果も低いのが特徴です。 ココイル系と同様にベタイン系だけのアミノ酸シャンプーの場合は、洗い上がりに汚れがとれていない気分になります。

また、ココイル系はさっぱりした洗い上がりなのに対して、ベタイン系は、しっとりとした洗い上がりになります。 ベタイン系は、感触がしっとりしている成分ですが、やはり、アミノ酸シャンプーの場合、そうならないものが多いです。 ベタイン系以外にココイル系のほうが多く配合されている場合などは、洗い上がりはしっとりとはしません。 洗い上がり感や気泡性は追加配合でどうにでもコントロールできるので、アミノ酸系洗浄成分をみるときは、洗浄効果に注目しましょう。

ベタイン系の成分も、ココイル系よりは少ないですが種類が多く、全ての種類が同様の性質をもつとは言い切れませんが、全体として上記の傾向があることを知っておくといいです。



アミノ酸シャンプーの洗浄系分の組み合わせ

よく言われるアミノ酸シャンプーの欠点は洗浄力が足りないことです。頭皮には優しく刺激性が少ない分、頭皮の汚れをしっかりとは取れない という弱点を持っています。 アミノ酸シャンプーのクチコミを見ると、洗い上がりが何か物足りないという人や、しっかり洗えた気がしないという人が多いのは事実です。

しかし、中には頭皮に優しくて、低刺激なのに洗浄効果も高いアミノ酸シャンプーもあります。 それは、一部の洗浄力の高いアミノ酸成分を使い、他は洗浄力の弱いアミノ酸成分を使って 成分を組み合わせてできています。

反対に、アミノ酸シャンプーとうたってるのに、刺激性が強く、頭皮に悪いシャンプーもあります。これは、アミノ酸成分を使っているのに、石油系の抗生界面活性剤も組み合わせて使っているので本末転倒なことが起こってしまいます。 下にアミノ酸系シャンプーの洗浄線分の組み合わせパターンをまとめてみました。
アミノ酸洗浄系分の組み合わせの例

「肌に優しく、洗浄効果も高い」アミノ酸洗浄成分の組み合わせ
メチルアラニン+ココイル系
メチルアラニン+ベタイン系
メチルアラニン+ココイル・ベタイン系

「肌に優しいが、洗浄効果は高くない」アミノ酸洗浄成分の組み合わせ
ココイル系のみ
ベタイン系のみ
ココイル系+ベタイン系

「肌に悪く、洗浄効果が高い」アミノ酸洗浄成分の組み合わせ
ココイル系+刺激性合成界面活性剤
ベタイン系+刺激性合成界面活性剤



ベストのアミノ酸シャンプーの洗浄成分

上記の枠の中に、アミノ酸洗浄成分を〇△×の三つの方に分けましたが、 ×の刺激性の高い合成界面活性剤が含まれているアミノ酸系シャンプーだけは絶対に避けるべきです。 頭皮が強い10代の場合はもちろん問題はありませんが、頭皮のコンディションが良くなったり悪くなったりし始める30代40代からのシャンプー選びには向いていません。 刺激性の強いアミノ酸シャンプーを長いこと使ってしまうとやだって。薄毛や抜け毛フケの原因になってしまいます。

おすすめのアミノ酸洗浄成分の組み合わせは「肌に優しく、洗浄効果も高い」〇のパターンです。 頭皮にやさしいのに、洗浄力もあるというのはシャンプーとしてはまさに理想的な特徴です。30代40代からのシャンプー選びには、こういった一生のつき合いができるシャンプーを選ぶべきでしょう。ただこのパターンのシャンプーの難点は、やはりやや価格が高くなってしまうことです。 メチルアラニンなどの一部の成分は高価なのでアミノ酸シャンプーの洗浄成分をすべてこれで賄うというわけにはいきません。他の成分と組み合わせて全体として成分構成が良いものを2000円~3000円台で購入するというのがベターなやり方です。 逆にいうと、2000円以下のシャンプーというのは良い成分が見込めない可能性が高いです。 一本2000円というのを目安にして良い洗浄成分のパターンのアミノ酸シャンプーを探すのが良いと思います。

ただ探しといっても洗浄成分の成分の名前は、数十~数百種類あるので判断や判別は非常に難しいかもしれません。当サイトでは50種類のアミノ酸シャンプーの洗浄成分から良くない成分に至るまで成分調査をしています。アミノ酸シャンプーを選ぶ際に参考にしてみてください。

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